実は子供の頃、伊達に少しく住んでいた時期がある。
もう三十年以上前の話であるが、折角伊達に来ているので散策してみることにした。
当時、故郷札幌から伊達に行ったものであるからして、田舎と馬鹿にしていた。
今回歩いてみると人影がまばらすぎて、市とは言え確かに田舎だ。
仙台以北最大の都市に長年住んでいたゆえ、そう感じるのも仕方ないことではあろう。
田舎なので空気が綺麗だと移り住んだものの、有珠山の火山灰により小児喘息様になってしまったため、一年一寸しか居なかったが懐かしいものだ。
当時住んでいた借家もリフォームして現存しているし、大家さんにも会った。
あの頃の人達は元気だろうか。
あぁ、この八幸鮨は当時開業したばかりの鮨屋さん。
今でも現存しているようで、今や開店三十数年になろう。
よし、決めた。
今夜はここにしよう。





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