未だ開拓修行中の身でありながら、二十代の若かりし頃に背伸びをして弟子を取ったことがある。
弟子達の開拓教育はほぼ成功し、今やその弟子達は巣立っていき、アル中予備軍の私に近づく者はいないが、唯一今でも近しい弟子がいる。
そんな開拓弟子と今日は朝呑み。
呑むのは小生だけだが。
函館に新しく出来たゆで太郎もつ次郎函館鍛治店。
無類の蕎麦好きで、東京五大煮込みを制覇した小生にピッタリの店だろう。
コンビニで度数12度の麦焼酎を買って、歩き呑みしながら向かう。
ここは元マクドナルド、店内は改装されだだっ広い一面の店内はまさにチェーン食堂だ。
一人で席に座っているスキンヘッドのヒゲ爺さんの眼光が鋭い。
開拓を重ねて、人は見た目が9割どころか9割5分とわかった小生からすれば、この爺さんには近づかない方が良さそうだ。
朝の10時前に一人で来ている老人という時点で色々想像がつくというものである。
離れてテーブル席に座った。
弟子はもつ定食、小生はもつ呑みセットということで、もつ煮込みに小鉢が2つ付き、さらに酒一杯。
残念ながら生ビールはなく、全て缶でビールや酎ハイ、レモンサワーなど。
当然一杯目はビール、アサヒスーパードライであった。
天抜きについて語れば長くなるので端折るが、海老天などを想像していたがかき揚げだった。
しかし、このかき揚げが美味かった。
朝から呑む贅沢。
モツ煮込みは薄味。酒を呑む小生からすれば、もう一寸濃くてもいいかなとは思ったが、無論小生以外に酒を呑んでいる御仁は一人もいないようだ。
東京五大煮込みを制覇した小生からすれば及第点だが、肴にはピッタリだ。
ビールを追加。
朝から呑む人は少ないようで忘れられているようでして、名乗り出たらすぐ出て来た。
締めは冷やし薬味そば。
天かす、長ネギ、茗荷、刻み海苔、鰹節、ほうれん草、さらに茄子が乗っているということで冷やしたぬき蕎麦と言っても過言ではなかろう。
この薬味のオンパレードはもう言うことがないくらい大満足。
蕎麦はその日に機会打ちしているようで、充分美味いのでハイボールで流す。
今まで朝に麺を食べるならラーメンしかなかったので、とても嬉しい。
これはまた来ることになりそうだ。






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