名古屋開拓の前に函館とは別れを告げたつもりでいましたが、なんと飛行機を函館往復で取っていたので、再び函館に戻ってまいりました。

なんせANA70周年記念で飛行機代を格安で取れたものでして。

 

というわけで、今回こそ本当に最後の函館になります。

 

最後ということで函館でやり残したこと、行きたかった酒場などまだありますが、その中でもどうしても行かねばならぬ居酒屋がありました。
GCRX8197

四季・粋花亭です。

 JBMF9370

実を言うとコロナ禍に入る前、函館へ旅行で訪れた時に一度行ったことはありましたが、開拓組百名山のスタート前だったので改めて訪れました。

 

カウンター5,6席に、小上がりは4卓でしょうか。

KGRY0722
今は予約制となっており一人5500円コースのため、他には1卓のお客さん方以外は我々のみです。

 

こちらは居酒屋探訪家の太田和彦さんが移転前の店舗の時に探し当て、随分贔屓にしていた模様。

当初、居酒屋味酒覧にも選ばれていましたが、居酒屋味酒覧はコース料理のみの店は除外されるため外されました。

名著「居酒屋百名山」にも選ばれていまして、太田和彦さんは番組で訪れた時にあまりにも自分好みの居酒屋で涙していたのです。

 

能書きはいいので、まずは瓶ビールはサッポロ黒ラベルとハートランド。
IHUT4018

生ビールはやめたそうです。

 

まず突き出しから素晴らしいです。

鴨肉の八丁味噌、アスパラにつる菜、そら豆とジャガイモの茶巾に、カラスミです。

ERSM3268
このカラスミが旨い。

これは日本酒を頼みます。

店主のお勧め、三重県若戎酒造の義左衛門、春酒です。

 NLJM0566

スッキリしてカラスミに合いますねぇ。

 

お待ちかねのお造りは、ブリ、マゾイ、ほっきの湯引きです。

 NXEA0575

そろそろ熱燗にしたいということでご主人が選んでくれたのは、いづみ橋の恵、青ラベルです。

 DLEQ0988

米の旨味が立っていて、流石はご主人といったところですね。

 

徳利とお猪口は、日本最大のお燗イベント『純米燗』のものです。

私も何度か参加しているので、お猪口は数枚持ってます。
QUCQ9529

今年は復活するらしいので、行きたいですね。

 

次なる肴は、かすべの山椒焼きとサクラマスの幽庵焼きです。

幽庵焼きなる言葉、初めて聞きました。

 RHLH2293

もう高級料亭で食事してるみたいですね。

これらを5500円で頂けるのだから、太田先生も涙するはずです。

 

クレソンと、古今亭志ん生ならぬホッキ貝しんじょう。
NLHY2664

海老しんじょうですら2回ほどしか食べたことありませんから、ホッキ貝しんじょうはお初です。

 

旨い肴に酒が進みます。
KEXL7513

天遊琳の熱燗です。

 

岩手若鶏としいたけの梅肉和えは蕎麦の実が乗っています。
JWYT4859

椎茸は王様椎茸でしょうか。

身が厚くてふくよかな味わいが広がります。

 

締め前の、牛蒡などの漬け物。
ENWY5600

これも他では味わえない旨さ。

 

 

締めは函館産蝦夷鮑飯です。
BNNK7863

なんて贅沢な締めでしょう。

もうお代わりしたいくらいです。

UUAG9625
店内には、太田和彦さんからプレゼントされた江戸盃もありました。

 

函館を離れる前にここに来れて本当に良かったです。