横須賀の相方と別れたものの、まだ昼下がり。
八王子の本拠地に帰りがてら、あと1軒くらい開拓しよう。
帰路の途中、旅行気分で多摩モノレールに乗り、多摩センター駅で降りる。
ここは多摩ニュータウンの中心的地域で都市センターとしての機能を有していることから、今まで見たことのない何とも形容しがたい駅である。
これだけ大きな駅周辺となると良い酒場があるのではないかと期待に胸膨らませて歩いてみる。
ところが今日は良い店がなかなか見つからない。
あまりないことだが、開拓勘が鈍っているのだろうか。
おちあい横丁を発見。なかなか良さそうな店が立ち並ぶ。だが曜日のせいか、中国コロナ騒ぎのせいか、1軒も開いていない。
肩を落として歩いていると客引きのお兄さん。
普段は客引きになぞ絶対付いて行かぬが、今日はこのままではどこにも行けそうにないので、仕方なく付いていく。
そこは多摩センター駅近くの山の手ビル8階にある『和さ美』という店であった。
しらす下ろしの量は少なく、呼んでもなかなか来ないので、海鮮ユッケを頼んで、早々に店を後にした。
早々に店を後にしたとは言ったものの、呼んでもなかなか来ないため1時間はいただろう。
開拓組はいつも新規開拓をモットーとしているため、やはり毎回入店する時は精神力を使う。
どんな店だろう。大将や女将さんはどうだろう。常連客は我々を受け入れてくれるだろうか、などなど。
しかし有難いことに振り返ってみると、開拓で嫌な思いをしたことはほとんどない。
だからこそ余計に、今回のような思いをすると、忘れえぬ出来事となるものだ。
というわけでこちらの店は、残念ながら百名山に入れることは私の開拓魂が許さない。(大袈裟)
本当はここで今日の開拓を終えるつもりであったが、この状態で終えることは自分の心が収まらないので、梯子することにした。

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