東京開拓の前年の暮れ、吉田類の酒場放浪記を見たら、八王子駅近くの『多摩一』という居酒屋を訪れていました。
その頃、既に東京開拓が決まっていた私は、東京に行った時は真っ先にこの店に行こうと思いました。
ところが、武漢風邪騒ぎに巻き込まれ、なかなか行くことが出来なかったものの、ようやく夢が叶いました。
開拓班で訪れた初めての八王子駅は、東京の西端とは言えやはり都会です。
多摩一へ向かう足取りも軽くなります。
立派な丸太を使った独特な内装も、遂に訪れることが出来たという感慨一入で、泪が出そうです。
いつも通り生ビールで乾杯し、東京らしくモツ煮込みで合わせます。

品数が多い肴から、これまたいつも通り、刺身盛り合わせです。美しく、見るから美味しいですね。
こちらは、京都は伏見の銘酒「鶴正宗」を熱燗で合わせます。
さらに、八王子城などの地酒を肴と合わせます。
男らしく焼き鳥。
吉田類さん曰く、ポテサラで店の良し悪しがわかるというのでポテサラ、カキフライ、そして地元北海道ではお目にかかれないが、太田和彦さんなどがよく食べているので憧れている「ぬた(わかめ)」を注文。


武漢風邪騒ぎで東京開拓が延期された時期は、外出することも憚られ、東京開拓が永遠に叶わないのではないかと辛い時期を過ごしてきただけに、多摩一を開拓出来たことが本当に有難く、思い出深き百名山初期の開拓となりました。
東京の酒場を開拓している幸せを噛みしめながら、飲兵衛らしく梯子します。
開拓組百名山3軒目 東京都八王子市旭町7-10 多摩一

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